スタッドレスタイヤ 硬度計
スタッドレスタイヤでよく言われるのが、「山は残っていてもゴムが固くなっているから交換の時期」というものです。
あながち間違いではないでしょう。
有名メーカーのサイトでも、年数がたっても柔らかさを維持しているという表記がありますから。
手で触ってみると、柔らかいとか固いとかは分かりますが、どの程度固くなったら交換の時期なのかがよくわかりませんね。
そこで登場するのが硬度計です。
タイヤ屋さんでは必ず置いてあります。
でも、業務に使う硬度計は、1個が2万円から3万円もするんです。
とても気軽に買えるものではありません。
そこでAmazonで見つけたのがこちら。
同じものはなくなっていたので近いものを挙げてみました。
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安いでしょう。
正確さも問題ないようです。
評判もまずまずです。
中国製ですから壊れやすいかもしれません。
ネット情報ですが、VRXやiG50などの国産スタッドレスは、硬度45ぐらいだそうです。この数字が一つの目安になりますね。
硬度45〜50ぐらいであれば、柔らかさに問題はありません。山が残っていれば、スタッドレスタイヤとして十分に使用できるでしょう。
固いというのはどのくらいかというと、おおむね硬度60以上と考えておけばいいと思います。
これは、あくまでも新品時からみてどれくらい固くなっているかという比較です。外国製タイヤなどで、最初から硬度が大きいスタッドレスもあるでしょう。それがダメという意味ではありません。
硬度計は、買わなくてもタイヤショップなどにはありますから、古くなったスタッドレスタイヤの硬度を計ってもらえばいいと思います。
常温の硬度では判断できないことにご注意
最近の国産スタッドレスタイヤは、乾燥路での耐久性向上などのため、通常の気温(おおむね0℃から10℃前後と思われます)では表面は硬めで、しかし氷点下の凍結面では十分なやわらかさを見せるように作られていて、常温でトレッドの柔らかさを見ても氷上性能は分からないそうです。
特に国産メーカーのスタッドレスは、氷点下5℃以下で柔らかさが出るようにつくられているそうで、常温で硬いのは普通だそうです。氷点下5℃以下の気温なら、トレッドが柔らかい方が凍結路では性能がいいと考えていいと思います。