アルミホイールの注意事項です
スタッドレスタイヤを単体で買うより、アルミホイールセットで買う方がかなりお得です。
タイヤ4本で6万円のところ、アルミホイールセットだと8万円ぐらいの感覚です。
ホイールは、ご自分の車にあったものが必要です。次にチェックするところを書きましたので参考にしてください。
画像はすべてネット画像を引用させていただきました。
インセット 単位:mm
正確なインセット値は、取扱説明書などで確認してください。
ホイールを買うときは、インセット値が同じものを買います。
インセットが大きくなるほど、タイヤホイールはフェンダーの内側に入っていきます。
どうしても同じインセットのものがないときは、一番近いものでインセット値が大きい側のものを選ぶといいです。
販売店に車種や正規のインセット値などを告げて、装着可能か必ず確かめてください。
インセット値が小さすぎると、タイヤがフェンダーからはみ出てしまう恐れがあり、逆にインセットが大きすぎると、タイヤがフェンダーの内側に接触する恐れがあります。
インセットが大きすぎる場合は、スペーサーを入れて調整できます。
PCD 単位:mm
ホイールの取り付け穴の間隔のことです。
画像のGの寸法を言います。
こちらの方が分かりやすいですね。
PCD寸法が違うと、絶対にホイールは装着できませんからご注意。
ホイールのサイズとリム幅 単位:インチ
先の図で、ホイールの直径はEの部分です。
15インチとか、16インチとか言いますね。
幅は、上の図面のDの部分です。
5Jとか5.5Jとかいう呼び名です。
5は、5インチ幅。5.5は、5.5インチ幅を表わし、Jはフランジの形状を言います。
16 × 6.0 J +43 100 5H と書いてあれば
リム径 リム幅 フランジ形状 インセット PCD 5穴
16インチ 6.0インチ J型 +43mm 100mm
と読めます。
ナット(ボルト)の直径とネジ山のピッチ
ホイールナットは、穴の大きさとネジ山の間隔が同じでなければ回りません。
ナットの穴の直径が12mmならM12と表します。
ネジ山のピッチは、1.5mmならP1.5と表します。
国産車は、ナットでホイールを止めますが、ドイツ車はボルトで止めます。
ボルトの方も、直径とピッチが重要です。
テーパーナットと球面ナット
スチールホイールは、球面ナットで止めますが、アルミホイールは通常はテーパーナットで止めます。形状にあったナットを準備しましょう。
5穴だと4本で20個必要です。
タイヤを買うときに一緒に買っておくといいです。
ボルトの場合も同様です。
ただし、輸入車用として販売されているホイールの場合は、スチールホイールの純正ボルトが使用できることがあります。販売店で確かめましょう。