タイヤチェーン着装規制
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タイヤチェーン着装規制

2018年1月、2月は全国的に大雪が降りました。

 

最近でも2021年や2022年の1月には北陸や新潟の下越地方を中心に大雪になって、高速道路や国道が何日にも渡って通行できない状態になったのは記憶に新しいですね。

 

2018年のことがきっかけとなりチェーン規制が変わりました。

 

これまでのチェーン規制はこんな感じ

 

・普通タイヤ+タイヤチェーン着装
・スタッドレスタイヤはそのままでOK

 

それが2019年からは2段階の規制になりました。

 

冬タイヤ規制

・普通タイヤ+タイヤチェーン着装
・スタッドレスタイヤ
チェーン規制
・普通タイヤ+タイヤチェーン着装
・スタッドレスタイヤ+タイヤチェーン着装

 

混乱を避けるため、冬タイヤ規制(スタッドレスなどを着装)とチェーン規制(文字どおりチェーン着装)の2段階になります。

 

新チェーン規制の対象道路

国土交通省と警察庁より、北陸・甲信・中国地方中心に一般道および高速道路でのチェーン規制対象の13区間が発表されました。

 

一般道
@ 山形県 国道112号線 月山道路 西川町月山沢〜鶴岡市田麦俣(15.2km)
A 山梨県・ 静岡県 国道138号線 山中湖・須走 山梨県山中湖村平野〜静岡県小山町須走字御登口(8.2km)
B 新潟県 国道7号線 大須戸〜上大鳥 村上市大須戸〜村上市上大鳥(15.3km)
C 福井県 国道8号線 石川県境〜坂井市 あわら市熊坂〜あわら市笹岡 (3.2km)
D 広島県・ 島根県 国道54号線 赤名峠 広島県三次市布野町横谷〜島根県飯南町上赤名(2.5km)
E 愛媛県 国道56号線 鳥坂峠 西予市宇和町〜大洲市北只(7km)

 

高速道路 NEXCO東・中・西日本の各社が管理
F 新潟県・長野県 (E18)上信越自動車道(上信越道) 信濃町IC〜新井PA(上り線)(24.5km)
G 山梨県 (E20)中央自動車道(中央道) 須玉IC〜長坂IC(8.7km)
H 長野県 (E19)中央自動車道(中央道) 飯田山本IC〜園原IC(9.6km)
I 石川県・ 福井県 (E8)北陸自動車道(北陸道) 丸岡IC〜加賀IC(17.8km)
J 福井県・ 滋賀県 (E8)北陸自動車道(北陸道) 木之本IC〜今庄IC(44.7km)
K 岡山県・ 鳥取県 (E73)米子自動車道(米子道) 湯原IC〜江府IC(33.3km)
L 広島県・ 島根県 (E74)浜田自動車道(浜田道) 大朝IC〜 旭IC(26.6km)

 

非金属チェーンが主流

一般の人は、金属チェーンなどをかけたことはまず無いでしょう。多くの方が今後購入するのは、次のような樹脂製のチェーンになると思います。

 

見てお分かりのとおり、雪や凍結路には効きそうですが、消雪装置のある雪のない路面では逆に滑りやすいし、カーブで踏ん張る力は期待できません。雪道専用と考えたほうがいいです。

 

金属チェーンにしろ非金属チェーンにしろ、装着するのは駆動輪だけです。

 

FF車なら前輪に、FR車なら後輪に、4駆なら重量のかかる前輪に装着するのが良いと思います。

 

なお、チェーン規制時に対応できるかは商品ごとに異なるようです。心配な場合は、新チェーン規制対応と表示されているものが安心ですね。

 

布製ですが新チェーン規制に対応しています。


 

新チェーン規制対応です。ゴツいですね。


 

高速道路を走らない方はこんなタイプもあります。


 

緊急脱出用としてはこんな製品があります。タイヤ全体ではなく部分的に装着します。脱出用としては十分な効果が期待できます。このままで雪のない路面を走ると振動が激しいので、こちらの方がより雪道限定です。

 


 

 

今後の情報に注意が必要ですが、業務で走る車にはすでに準備をしておくのがいいと思います。

 

 

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