スタッドレスタイヤ 人気銘柄 おすすめの理由
本格的な積雪地帯の方は、有名銘柄の新しいモデルがおすすめです。
冬季に凍結する日が長く続く地域
凍結路でも有名銘柄なら問題ないと思いますが、発泡系のタイヤやブリザックVRX2、VRX3などが良いと思われる方は、迷わずそれを選択したほうが良いと思います。
国産タイヤは氷点下5℃以下でもゴムの柔らかさが保てるように作られています。
氷点下でゴムが柔らかなタイヤが、凍結路では止まりやすいです。
ただ、減りは早いですから、交換時期も早くなるのは仕方ありません。
ちょっと冒険ですが、北海道でも評判の良いピレリ・アイスゼロアシンメトリコやナンカンタイヤAW-1も選択肢になります。
積雪地帯では
氷上性能と違って雪上性能(積雪路)においては、どのメーカーも大差ありません。
積雪地帯では、1日の中にも凍結路、積雪路、乾燥路が入り混じっていますから、ある程度のオールラウンドさが求められます。
凍結路があまりない地域の方におすすめは、一つ前のVRX2やiG60といったモデルが安いです。
また、ダンロップWM02、ミシュランX-ICE3+、グッドイヤー ICE NAVI7、ピレリ・アシンメトリコ、ナンカンタイヤ AW-1などもおすすめできます。
国産タイヤは、走行距離にもよりますが、5〜6シーズンぐらいは普通に使えます。耐久性の点からもおすすめは国産タイヤです。格安タイヤや輸入タイヤはゴムが柔らかいので、3シーズン使ったら交換になるかもしれません。
私が2015年まで使用したヨコハマiG30は5シーズン使いましたし、2020年まで使用したiG50は7シーズン使いました。
プラットフォームまではスタッドレスとして使えるのですが、これは目安です。
プラットフォームまでの残り溝が3mmを切ると、雪道で少々滑り気味になるのが実感として感じられます。
輸入タイヤの選択肢もあります。ただ、耐久性という点では3シーズンが限度かもしれません。輸入タイヤの安いものは、225サイズでも4本で1万円前後でありますから、3シーズンで交換でも経済的に負担が少ないのが魅力です。
仮に2年しか使えなかったとしても、2年ごとに1万円なら安いんじゃないでしょうか。輸入タイヤの使い方の一つの方法です。輸入タイヤで数シーズン使おうというのは、無理があるように思います。
雪はほとんど降らない地域
関東以南の地域で、ひと冬に雪が降るのは3回ほど、でも20cmほど積もることがあるという地域の方には、国産の全てのブランドのタイヤと輸入タイヤの全銘柄がおすすめです。いわゆる格安タイヤも良い選択だと思います。
一般的にはタイヤの価格と耐久性はほぼ比例します。オートバックスのオリジナルタイヤ、輸入タイヤの全銘柄などは、3シーズン持てばいいと考えてください。使い方によってはもっと持つ可能性も多少はあります。
国産タイヤは、月1,000kmほどの走行なら、おおむね5シーズンは楽に使えます。
長いシーズン使いたい場合は、ゴムが硬めのダンロップやミシュランなどの乾燥路に強いタイヤが、減りが少なくて良いと思います。
安いタイヤを短いローテーションで買い換えるか、普通の国産タイヤを長く使うかは、考え方次第です。どちらもありだし、両方試して見ても良いと思います。